Java Enterprise Edition 5 Web Component Developer Certified Professional Exam(1Z0-858)受験記

先日受験してきましたので報告を。
この試験の合格ラインは72%、正解率は82%で結果は合格でした。
問題数は69問出題されるので、50問がボーダーというところでしょう。
単元ごとの成績は以下のとおりでした。

Building JSP Pages Using Standard Actions 3/4
Building JSP Pages Using Tag Libraries 7/8
Building JSP Pages Using the Expression Language (EL) 5/5
Building a Custom Tag Library 3/5
J2EE Patterns 3/6
Session Management 6/7
The JavaServer Pages (JSP) Technology Model 6/7
The Servlet Technology Model 6/6
The Structure and Deployment of Web Applications 6/8
The Web Container Model 6/7
Web Application Security 6/6

参考書・問題集

受験にあたり、使用した参考書と問題集は以下の2冊です。

・SUN教科書 Webコンポーネントディベロッパ(SJC-WC) 試験番号:310-083
 ⇒ 通称:紫本
・徹底攻略Oracle認定Webコンポーネントディベロッパ EE 5問題集[CX-310-083]対応
 ⇒ 通称:黒本

いずれも、本のタイトルの試験番号が現在のものと違いますが、気にすることはありません。
特に範囲が変わったことはないようです。

開発経験と学習期間

ちなみに私はJava経験8年で、仕事では主にServletに携わっています。
学習期間は正味1.5ヶ月というところで、平日のみ1日30分〜1時間の学習時間でした。

試験受験後の所感

終わってみれば軽い試験だなといった印象ですが、とにかく暗記暗記でした。
仕事でServletに携わっているからといっても、フレームワークを使っての開発が主ですので、
標準仕様に則ったライブラリをそもそも使わなかったり、API仕様を見ながら開発したりするので、
いざ覚えようとすると大変でした。
JSTLやEL式は使ってるのでわかるとしても、カスタムタグとかセキュリティのためのweb.xml定義とか紛らわしい単語をそれぞれ覚えるのは結構苦労しました。

試験内容ですが、他の方の受験記をいくつか読ませていただきましたが、単元ごとの問題数は一律のようです。
どの単元も満遍なく出るようなので、苦手な単元がないように勉強しておくべきです。
問題の難易度は高くはないと感じました。
多岐選択式になっており、単一選択のタイプと複数選択のタイプがあります。
複数選択のタイプは何個選択しなさいという指定があります。
また、問題は紫本を読んでいれば、十分という内容でした。
全く同じ問題や似たような問題が出題されます。

見たこともないような問題もありましたが、3,4問程度でした。
また、黒本の巻末の模擬試験もやりましたが、この模擬試験よりは易しい印象を受けました。
試験時間は150分もありますが、私が試験を終えた段階で90分余っていたので、時間は十二分にあると考えていいと思います。